ところ狭しと置かれて積み上がっている本

火の魔術書を買いに魔法書店へ

突然ですが、わたしは炎の魔法が不得意です。

わたしには、炎を扱う魔力が備わっていないのだと思われます。

フロイハイルでの魔法は、
基本的には呪文を唱えて、
体内から魔力を解き放つことで魔法を発動することができます。

呪文と魔力を空気中で一体化させることが、
魔法を使う時のコツなのでが、どうしても炎の魔法ができないのです。

一般的に、炎は女性が得意とされていると聞きます。
まぁ、できる男はできるので、
古からの言い伝えが心理的に影響しているのかもしれません。

男は、火の得意な女と結婚すると得だ。

と。

料理をするからだと言う人もいれば、
もともと魔女が薬をつくるのに、釜を火にかけることが多かったから、
女は、火の扱いが上手いという人もいます。

近くに炎を扱える人がいれば、それに越したことはないし、
自分が使えれば一番いいのですがね。

「魔法書」と「魔術書」

そういうときは魔術書を使います。

魔法の書物は、「魔法書」と「魔術書」に分けることができます。

「魔法書」は、
魔術書も含めて、魔法について書かれている本・書物のことを指します。
一般的には、学術書のことを指していることが多いです。

「魔術書」は、
本に書かれている呪文を読み上げることで、その魔法を実行できる本のことです。
術書とも呼んだりもしていて、魔術書に書かれている呪文自体に魔力が込められているんですね。

つまり、火の魔術書を使えば、わたしのように炎が扱えなくても、火を起こすことができます。

ただし、使いきりです。

小さな火を起こすための書物50枚入り、100枚入り、といった魔術書が売っています。
フェレルに来て、イギルじいさんと一緒に釣りばかりしていたので、魚ばかり焼いて食べていました。

ちょうど火の魔術書がなくなってしまったので、フェレルの町中にある魔法書店に行ってきました。