届いた手紙

ふたたび届いたフロイハイルからの便り

やっと周囲の物事を自分の感覚で捉えられるようになってきました。自分で感じたことが自分のことなんだと思えるようになってきました。
カルザスにいる時は、まるで魔法にかけられていたかのように、固定された世界を思い込まされていたようにすら感じていました。

以前、あなたはこの世界のことをもっと知りたいと言っていたと記憶しています。
フェレルの町に来て色んなものを目にしました。
そのどれもが今まで感じたことのないワクワクしたことばかりです。
だから、わたしの目で見たこのフロイハイルの世界をあなたに伝えたいと思います。

あ、逓送魔法でを送っていたことが、言葉に変わっただけかもしれませんね

でも、ある意味、自由となったわたしは、まだ知らないことがありすぎるフロイハイルという世界を確かめてみたいと思います。

そんなわたしですが、海岸付近の小さな小屋でこれを書いています。一人で生活するには十分です。
この小屋を親切に貸してくれたおじいさんは釣り人で、いつも海岸で釣りをしています。でも、一匹も釣れたところを見たことがありません。

それには理由があったんです。
おじいさんの言っていることがまだ本当かはわかりません。

長くなりそうなので、この続きは、また次回にしますね。

それではまた。

すきま風がひどい小屋のあるフロイハイルより。